「 王室御用達の称号 」を、皮革製品の工房から、世界規模に駆け上がった、スペイン職人のブランド! [ブリーフケース]
時は1846年、
スペインのマドリード中心部に、
ドイツから、
皮革専門の職人である エンリケ が、
訪れました。
工房の卓越した職人技術と、
素材の素晴らしさに魅せられて、
1872年に、
自身の名前を冠にしたハウスを設立します。
それまでは、
革製のソファーなどを手がけていました。
ブランド設立後、
主に、
貴族や富豪の為の、
革製である宝石箱など、
身近に置く箱の製作で、
評判となり、
後に、
革製のバッグやトランクに進出します。
有名なスペインのブランドであり、
1996年から、
Louis Vuitton : ルイ・ヴィトン
などに代表される、
LVMH グループに属している、
Loewe : ロエベ です。
スペインの革職人たちが設立した、
皮革製品の工房であったわけですが、
1892年には、
当時のマドリード市内の、
トレンド発信地として、
名の通っていた プリンシペ通りで、
店舗併設型の E.ロエベブティックを開きます。
この頃から、
取り扱う製品全てに、
Leather Goods Factory : レザーグッズファクトリー
という、
エンブレムを付けるようになり、
1905年に、
当時の有力な顧客であった、
コンキスタ公爵夫人によって、
スペイン王室に紹介されます。
高品質で、
オリジナリティに溢れており、
Loewe : ロエベ の 製品は、
高く評価されました。
その事により、
アルフォンソ13世から、
「 王室御用達の称号 」を さずかります。
1950年から60年代には、
当時のスペインで、
最も権威ある建築家である、
ハビエル・カルバハル が、
ロエベのブティックを手がけました。
そのブティックが、
世界的注目を浴びて、
モダンで斬新な建築施設とインテリアの、
先駆者的存在となって、
時代をリードしていきます。
1965年からは、
プレタポルテ事業
(先進ブランドが集った、究極のラグジュアリーブランドに見る技術経営)
に、
参入して、
ロエベ ブランド の、
ファッション知名度を、
確立していきます。
1970年から80年代にかけて、
東京、
香港、
ロンドンと、
海外に次々と出店して、
Loewe : ロエベ と言うブランドの、
確かなクオリティとデザイン性は、
海外でも受け入れられており、
急速に拡大してきたことが、
明白なブランドとしての称号です。
オリジナルの存在感を放った、
アーティスティックなマテリアルの、
アイテムの数々は、
根強い愛用者が多く、
「エンブレム」と「称号」は、
刻まれた刻印として、
持ち歩く事が、
誇り高いのです。
読んで頂いて、
ありがとうございました。
また、
お時間ある時に、
お越し頂けると、
幸いです。
2017-02-08 19:56
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